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義足体験会in戸田の報告
支援くださっている皆様、いつもお世話になっております。
NPO法人ギソクの図書館のスタッフとして活動を支援しております、山中です。
7月1日、戸田で行われた父子チャレンジアカデミーin戸田にて、義足の体験会を行ってきました!その時の様子をお伝えしていきます。
まず、義足体験会とは、義足ユーザーが使用するスポーツをするための義足「ブレード」を、足のある人も取り付けられるようにした体験用義足を使用できる会です。
「ブレード」がどのように機能してスポーツがしやすいのか、使用の難しさなどを知ることで、義足との距離が近くなる体験となっております。
当日は、450名ほどの体験者がおり、かなり大忙し。今回は、参加者を3グループに分け、ローテーションで異なる競技を体験していく形だったのですが、人数が多すぎたため、1周目では時間配分で失敗してしまいました。(ご参加いただいた1週目の方申し訳ありませんでした。)体験できなかった方には、全体プログラム終了後に再度来ていただき、体験していただきました!
そんなバタバタとした義足体験会でしたが、体験された方々の感想を聞くと大人の方々からは、「思ったより跳ねますね!」「想像していたよりしっかりと固いんですね」といった感想がありました。お子さんからは、「重い。。」との声が多かったです。笑
やはり、実際に体験してみないとわからないギャップがあるようです。
義足体験会のプログラムの中では、義足体験と同時に、佐藤圭太選手による義足の解説が行われておりました。日常用の義足とスポーツ用義足の違いや、佐藤圭太選手が義足になった経緯など、義足にまつわる詳しい話を聞くことができ、参加者の方々の義足への解像度が高まっているのを感じました。圭太選手が「義足体験をしてみてどうでしたから?明日から義足になっても大丈夫そうですか?」との質問をしていた際には、お子さんたちから元気な「は〜い!」という返事もあり、微笑ましかったです。実際にこうした知識があることで、将来の不安が和らぐということはあるんだろうなと思って聞いておりました。
実は今回、私山中が作成したパンフレットを設置していたのですが、義足体験の待ち時間にたくさん読んでいただきました。お子さんにも人気のようで、自らの手で取っていただきました。嬉しいです。
ぜひ、義足体験会の機会がありましたら、体験されたことのない方はご参加してみてください。
担当:山中 海渡