東北の伊勢 熊野大社

大同元年(806年)平城天皇の勅命により再建されたと伝えられている東北の伊勢、熊野大社。毎年、伊勢の神宮より伝わる太々神楽が奏でられ、命の神様、縁結びの神様として信仰をあつめています。東北の熊野信仰を今に伝える境内には、県内最古の茅葺屋根建築である拝殿をはじめ、貴重な文化財が数多く残されています。
熊野大社の本殿と二宮にお祀りしている伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなきのみこと)は、神話の中で一番最初に結ばれた夫婦の神様です。「あなにやし、えをとめを」「ああ、なんと素晴らしい女性だろう」明るく飾り気のない素直なプロポーズの言葉。それは日本最古のプロポーズの言葉として今に伝えられています。

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