そらフェス みやざき2024｜地域発！国際ダンスフェス開催に向けて

▼自己紹介

 

皆さま、こんにちは！
これまで「透明体育館きらきら／国際こども・せいねん劇場みやざき」（愛称：CandY）にご来場いただいた皆さま、そうでない皆さま、そして初めましての皆さま、本プロジェクトページをご覧いただき、ありがとうございます。
「逆さ」が好きなコンテンポラリーダンスのカンパニーんまつーポスです！

 

▲んまつーポス（左から、児玉孝文、豊福彬文、みのわそうへい）

 

宮崎県にあるCandYは、私たちんまつーポスと、地域の認可保育園が連携・協力して2019年にオープンさせた小さな劇場です。

 

長い正式名称の由来は、この劇場の空間が、平日の日中は、地域の保育園の体育館にトランスフォームするからです。平日の夜と週末だけが劇場。それだけでもユニークなのに、なんと地方では珍しいコンテンポラリーダンスを鑑賞する劇場です。

 

だからといって、難しい作品を上演するわけではありません。ここで上演する作品は、子どもと大人（昔の子ども）にやさしい、けれどみんなが興奮するコンテンポラリーダンスばかりです。

 

このCandYで、新型コロナ５類移行を機に、念願の「空はひろいな！みやざき国際ダンスフェスティバル2023」を企画・開催しました。

 

2回目を迎える今年は、クラウドファンディングを通して皆さんとの絆を深め、「仲間」の輪を広げたいと考えプロジェクトを起こしました。ご賛同、応援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

▼「そらフェス みやざき」について

 

「国際こどもせいねん劇場みやざき」の名称を持つCandYシアターですが、「国際」と称する理由は「世界を視野に、地域から始めよう（宮崎大学のスローガン）」という目的を持っているからです。

 

さらにその下位目的として、「自分とは異なる文化や歴史に立脚する海外のアーティストを暖かく迎え入れる地域づくり」を設定しています。私たちは、子どもや地域住民の日常に海外のコンテンポラリーダンスがあり、さらに鑑賞をきっかけに広く世界の文化や歴史に目をむけて欲しいと願っています。

 

そんなCandYシアターで、2023年から新しいダンスフェスティバルがはじまりました。

その名も

 

「空はひろいな！みやざき国際ダンスフェスティバル」

 

愛称は「そらフェス みやざき」です。

 

「そらフェス みやざき2024」特設サイト

 

そう、これはただのダンスフェスティバルではありません。

 

「国際」、つまり世界中から宮崎にダンサーがやってきて、作品を上演するのです。

 

「空はひろいな！」というタイトルには、「空を見上げれば、世界はつながっていると実感できる。」というメッセージが込められています。

 

第1回の「そらフェス みやざき 2023」では、アメリカ、カナダ、日本の3か国から3組のアーティストが参加しました。来場者は2日間で延べ130名。最年少のお客様は、なんと2歳でした！

 

また、ボランティアとして地域の高校生や大学生も参加し、アーティストのサポートや公演当日の運営などを行いました。

 

▼「空はひろいな！みやざき国際ダンスフェスティバル2023」サンクスムービー

 

 

このフェスティバルで大切にしていることは、子どもから大人まで、誰もが安心して楽しめること。そのために、以下のような工夫を行っています。

1. 15～20分程の作品をオムニバス形式で上演するので、ダンス作品の鑑賞がはじめての方や、子どもでも気軽に楽しむことができます。
2. 日本語に不慣れな方や小さな子どもでもわかりやすい「やさしい日本語」を使ったプログラムを作成しています。
3. 子どものうちから「チケットを買って（お金を払って）公演を観る」という体験をしてもらいたい。でも、どんな人にも気軽に足を運んでほしいから、チケット料金は一人1,000円です（当日1,500円）。

 

 

▼市制100周年とこれからのみやざき

 

CandYシアターのある宮崎市は、2024年に市制100周年を迎えます。

 

私たちは2023年にはじまったこの「そらフェス みやざき」を“勝手に”市制100周年のプレ事業と位置づけ、みんなでつくるこのフェスティバルを、宮崎市の次の10年、100年後を見据えた事業として展開していきたいと考えています。

 

 

というのも、フェスティバルをはじめた背景には、次の2つの理由があります。 

 

新型コロナウイルス感染症により、文化施設の多くが休館を余儀なくされ、文化芸術団体やアーティストはもちろんのこと、市民にとっても、 文化芸術に触れ、親しむ機会が失われました。そうしたコロナ禍を体験したことで、心身ともに、また社会的に満たされた状態である「ウェルビーイング」を望む人々が増えています。

 

すでに首都圏では、一人ひとりが「アートで幸せ（ウェルビーイング）になる」活動や緩やかなコミュニティ形成のための有効なツールとしてアートを捉える、アートコミュニティ形成プログラムがスタートしています。

 

しかし、宮崎市の文化芸術に関する基本施策には、まだ「ウェルビーイング」や「アートコミュニティ形成」という文言は使われていません。

 

また、宮崎には県民が誇る「宮崎国際音楽祭」（1996～）がありますが、いまだに音楽祭に続く国際フェスティバルは開催されていませんでした。

 

一方、これまで「んまつーポス」と出会った子どもは、のべ10万人。

 

毎回、ワークショップ終了後に、必ず数名の児童・生徒から「どこでコンテンポラリーダンスを観ることができますか？」「コンテンポラリーダンスって、日本のダンスですか？」「盛んな国はどこですか？」等と質問されます。

 

 

これが、国際ダンスフェスティバルをはじめる背景となっているのです。

 

「そらフェス みやざき」を継続して開催していくことで、「体育館・劇場で／アートで幸せになる」市民が一人でも多くなること、そしてこのフェスティバルを“みんなで”つくっていくことで、アートコミュニティ形成の場／きっかけとなることを目指していきます。

 

そうすることで、10年後、100年後の宮崎市がより国際的で文化的に豊かな地域になると確信しています。

 

 

▼どうしてクラウドファンディングを行うのか

 

地域で「国際」フェスティバルを開催するとなれば、通常は多額な経費負担が発生し、実現することは容易ではありません。

 

まして、私たちの目標は、このフェスティバルが5年後も10年後も続き、宮崎という地域に根付いていくこと。息長く続けていける仕組みづくりが必須です。

 

そのひとつとして「そらフェス みやざき」では、東京で毎年開催されている「SAI DANCE FESTIVAL」（芸術監督：崔柄珠）と連携・協力を行っています。

 

▲みのわそうへい（んまつーポス／そらフェスプロデューサー）

 

「SAI DANCE FESTIVAL」に参加する海外アーティストを招聘することで、最前線で活躍するアーティストたちの作品を宮崎で観ることができるという点はもちろんのこと、経費面でも国内旅費のみにおさえることができ、地方で国際的なフェスティバルを実施するための持続可能な展開モデルを実現しています。

 

とはいえ、国内旅費や滞在費だけでも、その負担は決して軽くはありません。

 

2023年度は、主催者である「特定非営利活動法人MIYAZAKI C-DANCE CENTER」の自己資金でまかないましたが、このような形では今後も長くフェスティバルを続けていくことは難しいと判断しました。

 

2024年度以降は、企業様からの協賛金や行政からの助成金とあわせて、クラウドファンディングにより運営資金をまかなっていきたいと考えています。

 

さらに私たちは、クラウドファンディングはただの資金調達の手段ではなく、一緒に地域の文化芸術を盛り上げ豊かにしていくための仲間が集まる場所だと考えています。

 

フェスティバルは、招聘アーティストはもちろん、来場いただく皆さまや裏方スタッフなど、関わってくださるたくさんの方のおかげで成り立っています。

 

フェスティバルの理念に共感してくださいましたら、ぜひクラウドファンディングへのご支援という形で、このフェスティバルを一緒につくりあげる「仲間」となっていただけないでしょうか。

 

▲2023年度のボランティアメンバー

 

▼「そらフェス みやざき」2024　開催概要

 

今年は、フランス、ドイツ、リトアニア、香港、韓国、日本の6か国から4組のアーティストが登場します。

 

日程｜2024年6月1日（土）18:30開演、6月2日（日）14:00開演

会場｜国際こども・せいねん劇場みやざき（宮崎市吉村町南田甲1093）

チケット料金｜1,000円（当日1,500円）

主催｜特定非営利活動法人MIYAZAKI C-DANCE CENTER

後援｜宮崎市、宮崎県教育委員会、公益社団法人宮崎市観光協会、宮崎市教育委員会、国立大学法人宮崎大学、宮崎日日新聞社、MRT宮崎放送、UMKテレビ宮崎、エフエム宮崎、MCN宮崎ケーブルテレビ

協力｜SAI DANCE FESTIVAL　宮崎大学発ベンチャー企業 一般社団法人namstrops

助成｜令和６年度 宮崎市市民活動支援補助事業

 

＜出演＞

ソニア・ロドリゲス　Sonia Rodríguez｜ドイツ

　

 

マリーン・フェルナンデス　Marine Fernandez｜リトアニア／フランス

イ・フンウォン　Lee Heungwon｜リトアニア／韓国

　

 

タン・キ・ウォン　Tan-ki WONG｜香港

　

 

宮悠介　Miya Yusuke｜日本

　

 

[フェスティバル オーガナイザー]

んまつーポス　Namstrops

世界は空でつながっている。

そらフェスはあなたとつながっている。

ご来場お待ちしております！

 

 

　

 

 

【注意事項】

本事業は、未来に向けて継続し、宮崎という地域に根付いていくことを目標にしております。

プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情により本事業が開催ができなくなった場合、ご支援金は次年度のフェスティバル開催費用に充当させていただきます。

万が一中止となりました場合も、ご支援金の返金はいたしませんので予めご了承ください。