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※本ページは一部、動物がケガをしている画像等センシティブな内容が含まれています。

 

本ページをご覧頂きありがとうございます。

犬の保護活動を行う動物愛護団体、NPO法人 DOG DUCA(ドッグデュッカ)代表の髙橋です。

 

READYFORでは皆さまに支えられ、2件の保護犬たちのためのクラウドファンディングを成功させることができました。ありがとうございます。

 

我々は、「小さな生命(いのち)を救いたい」という、皆さまの想いによって支えられ、20年以上、常に保護の現場の最前線で活動を続けることができました。

 

 

「殺処分ゼロ」は夢じゃなくなってきた

 

そんな中、今、犬の保護の現場が変わりつつあることをご存知ですか?

 

かつて、「殺処分ゼロ」を掲げるのは、一部の動物愛好家や動物愛護団体だけでした。

 

実際、DOG DUCAの活動を始めた2001年には、全国でおよそ21万7千頭もの犬が殺処分されていて、「犬の殺処分ゼロが目標としている」と言えば鼻で笑われたものです。

また、自分自身でも「殺処分ゼロ」が実現できるとは思ってもいませんでした。それくらい、殺処分が当然の社会だったのです。

 

それから日本全国で、生命を救いたいという人たちの活動が実を結び、今や、殺処分するのが当たり前だった保健所や動物愛護センターすらも「殺処分ゼロ」を掲げるようになり、ここ名古屋市でも、2016年に殺処分ゼロを達成し、現在まで継続*。2019年には殺処分機も撤去されました(詳細)。

*収容時または収容中に死亡した場合を除く

 

最新(2021年)の環境省の統計資料「動物愛護管理行政事務提要(令和4年度版)」によると、全国の犬の殺処分数が2,739頭にまで減りました

 

 

2001年からの20年間で、およそ100分の1まで減ったということになります。

 

まだまだ殺処分されている不幸なワンちゃんがいるとはいえ、今や、一部の自治体だけでなく、全国的な規模で「犬の殺処分ゼロ」を実現しようかという所まで来ているのです。

 

もちろん、「数字上のゼロでしかない」、「動物愛護団体に依存した殺処分ゼロでしかない」という事実もあります。

 

しかしそれでも、殺処分なんて夢のまた夢だった時代を考えれば、着実に、ワンちゃんたちの生命が救われているのはまぎれもない事実です。

 

これは、小さな生命を救いたいという多くの人の想いが起こした「奇跡」とも言えます。

 

 

殺処分“だけ”なくせば終わり?

 

殺処分を免れれば、ワンちゃんたちが幸せになる・・・というイメージを持っている方が多いかもしれませんが、保護活動の現場では新たなフェーズに移行しつつあります。

 

現在、動物愛護法の度重なる改正を受け、飼い主による「終生飼養」が義務化され、保健所や動物愛護センターが飼い主からの引き取りをハッキリと拒否できるようになり、実際に、安易に捨てる飼い主を減らす効果もありました。

 

しかし、あくまでもそれは殺処分にならない動物を減らしただけで、「不幸になる犬」が減ったわけではありません

 

残念ながら、簡単に生命が買えてしまう現状がある以上、愛情を持てない、動物を飼う資格のない飼い主がいなくなることはありません

 

また、愛情はあっても、飼い主が亡くなったりすることで、行き場がなくなる犬は今も出てきています

 

 

しかし、そうやって生まれた、行き場のない犬を受け入れてくれる所ばかりではありません。

 

 

誰のための「終生飼養」か?

 

かつては動物愛護センターが引き取っていたケースであっても、「終生飼養」の原則に従い引き取りを拒否する、というところも少なくありません。

 

センターが引き取らなければ殺処分が行われないわけですから、それ自体は悪いことではありません。

 

しかし中には、明らかに継続飼養しない方がいい、継続飼養が難しい飼い主がいるのが現実です。

 

動物愛護の精神から考えれば、動物愛護センターが引き取り、愛護団体に譲渡する、という選択肢だってとれるはずですが、それでも、終生飼養の原則や「殺処分します」という言葉で引き取りを拒否する愛護センターもあります。

完全に「殺処分はしない」とはしていないためです。

 

また、保護団体も安易な引き取りはしないのが普通で、中には「殺処分ゼロ」のために活動しているため、動物愛護センターからしか引き取らない、という団体もあります。

 

そこで、ある種「受け皿」になっていた動物愛護センターが断ると、保護団体に行けるはずだったワンちゃんたちの行き場所がなくなるわけです。

 

中には、どこかの団体で引き取ってもらえることもありますが、頼った団体すべてに断られてしまった場合、「犬のため」のアクションが結果的に、継続飼養が難しい飼い主であっても、継続飼養せざるを得ない状況を生み出してしまいます

 

 

そもそも、飼い主が「飼育放棄したい」と思っているような環境で暮らすワンちゃんが、幸せな生活を送れるとは思えません

 

飼い主に「愛情」がないという場合もありますし、体が不自由になったなどで、ワンちゃんの「健康管理」すらできないためです。

 

この状況を、本当の意味で「動物愛護」と呼べるのでしょうか?

 

 

「終生飼養」で不幸になる犬

 

実際、今、社会に「殺処分ゼロ」の意識が浸透し、動物を捨てることも「犯罪」となり、愛護センターにも引き取りも拒否されるようになった今、「捨てられないなら飼い続けるしかない」と、なかば「飼い殺し」のような環境でネグレクトされている犬もいます。

 

とくに、愛情のない飼い主に飼われていた犬は病院に連れて行かれることがないので、重篤な病気が放置されたままであることも少なくありません。

 

この子は会陰ヘルニア、肛門腺腫、甲状腺異常、腎不全など持病がたくさんあるにも関わらず、病院に連れて行かず10年以上もサークルに閉じ込められていたダックスのリーバです。

 

リーバのてんかん症状がひどくなったのが怖くなった飼い主が、飼育放棄することにしたのですが、すでに14歳くらい*で、かつ人に咬みつくクセがあったため、他の保護団体でも断られてDOG DUCAに来ました。
(*子犬から飼っているのに年齢はわからない)

 

手や棒、男の人を見ると異常に反応するため、日常的に男性に手や棒を使った体罰をされていたことがうかがい知れました

 

ここではリーバの治療と心のケアを行いましたが、劣悪な環境で治療もされずに来たため手術が出来ず、保護後たった8ヶ月で亡くなりました。

 

(毛づやも悪く、体もボロボロでしたが、人にも慣れ、愛情を感じながら暮らせたことだけが幸いです)

 

このように、本来ならワンちゃんたちを幸せにするはずの「殺処分ゼロ」「終生飼養」のために、行き場のないワンちゃん、不幸になるワンちゃんが生まれてしまっている現実があることを知っていただきたいのです。

 

 

とくに高齢者と暮らす犬が危険?

 

DOG DUCAは、プロのドッグトレーナーが始めた動物愛護団体ですので、他の団体が引き取りをしないような犬の保護をしています。

 

そのためかつては、ペットショップで購入し、必要なトレーニングを行わなかったことが原因による、吠え、咬みつきなどによる、(人間側から見たら)問題行動を理由とした飼育放棄がほとんどでした。

 

しかし今は、保護する犬の半数以上が、高齢者が飼っていた犬です。

 

 

こうなった理由はいくつかありますが、大きなものとして、以下の3点が挙げられます。

  1. 高齢者が子犬を購入する
  2. 高齢犬は引き取り先が少ない
  3. 高齢者が限界まで飼い続ける 

 

理由その➀~高齢者が子犬を購入する~

 

今はたくさんの保護団体が全国にあり、譲渡会もそこかしこで実施しています。

 

保護犬を飼うことがネガティブなものではなく、むしろステータスにもなるような時代になりました。

 

しかし、高齢者が保護犬の里親になりたいと思っても、多くの保護団体が60歳ないし65歳以上の高齢者は里親になれない、としています。

 

その理由は、万が一のことがあり得る高齢者に譲渡し、せっかく救った犬が再び保護犬になるような状態は避けたいからです。

(逆に、そういった事情を逆手にとって、「高齢者でも里親になれる!」とうたい、5歳くらいの繁殖引退犬を「保護犬」と称して販売する自称保護団体が残念ながらあるようです…)

 

そのため、いくら犬の飼育経験が豊富な飼い主であっても、高齢者、とくに単身の高齢者は、保護犬の里親にはなれないのが現実で、結果として、犬のいない生活をしてきていない高齢者の中には、淋しさを紛らわすために、ペットショップやホームセンターなどで子犬を購入する人も出てきます。

 

しかし、今はフードも医療もずいぶん進歩して、犬の寿命は延びる一方ですから、犬が元気なまま、飼い主の方が高齢や病気で面倒を見られなくなるということも少なくありません。

 

(単身の高齢者がペットショップで子犬のトイプーを購入したものの、本人は末期ガンとなり、まだ若い5歳で保護されたぷー)

 

それでも、自分の身に何かあった時に面倒を見てくれる後見人をあらかじめ決めて、ふだんから愛犬と接していたりすれば問題は起こりません

 

しかし、それをやっていない場合、たとえ親の犬であっても、「マンションだから飼えない」とか、普段から親と疎遠で「懐かないから」「吠えるから」と飼育放棄していくるケースが多々あります

 

「何かあっても、子ども夫婦がなんとかしてくれるだろう」という親の淡い期待が、愛犬を危険にさらすのです。

 

 

理由その②~高齢犬は引き取り先が少ない~

 

犬も人間と同じ動物です。
高齢になればなるほど病気になるリスクが高くなります。

 

とくに、高齢者とともに暮らしてきた動物は、同じく高齢化していることが多いです

 

多くの保護団体は寄付金や持ち出しのみで運営するボランティアです。

人間のような公的保険のない動物の治療は高額な医療費はかなりの負担です。

 

また、譲渡会で人気なのは高齢犬(シニアドッグ)よりも子犬です。

 

その結果、引き取り手が見つかりにくく、医療費がかかるシニアドッグの引き取りを拒否する団体が多いのが現実です

 

(11歳という年齢と咬みつきグセのためどこからも引き取りを断られ、兵庫県から名古屋まで連れてこられたトイプーのチェルシー)

 

また、先ほども述べたように、たとえ子どもや親族がいて、いったんはシニアドッグを引き取ったものの、飼い続けることで、治療費やケアが必要な犬の介護まで必要なことがわかり、そこまでは面倒を見られないと動物愛護センターに持ち込んだりするということも現実にはあります。

 

 (亡くなった親の犬だが、介護まで出来ないということで飼育放棄されたミニピンのエイト。保護を断られたくないので、目が見えないことも告げて来ませんでした)

 

 

理由その③~高齢者が限界まで飼い続ける~

 

このように、引き取り先がなければ、自分で終生飼養をするしかありません。

 

しかし、特に身寄りのない高齢者ほど、動物と暮らしているということも少なくありません。

生活保護を受けており、子どもとも疎遠で、いつも一緒に寝るワンちゃんが「唯一の家族」という高齢者もいます。

 

しかし、子犬から飼ったワンちゃんが長寿命化している反面、高齢者の方が限界に来てしまうということも少なくなく、倒れて入院したり、施設に入所しなければならなくなったり、最悪、孤独死してしまうこともあります。

 

(飼い主が孤独死して死後2週間が経過し、親族と連絡が付かず1ヶ月放置された12歳のヨーキーMIXのリラ。乳腺腫瘍や膵炎など、小さな体がボロボロです)

 

(いっしょに暮らしていたプリッツとポッキーは飼い主が救急隊で運ばれ、リードでベッドにくくりつけられたままだったので、首輪の部分がすれて禿げていたり、排泄物が大量にはりついたままでした)

 

 

犬は「世話が必要な動物」という事実

 

猫と違って、犬はそもそも、散歩が必要な上、本能的にトイレは一箇所でしないので床を汚します。猫のように自分で毛づくろいもしませんし、シングルコートの犬種の場合は毛がのび続けてしまうのでトリミングも必要です。

 

また、犬は、きちんとしたトレーニングをせず、体罰でいうことをきかせているような場合だと、防衛本能が強くなり、大声で吠えたり、人にケガをさせるくらい強く咬む可能性があります。

 

つまり、犬は人間の適切な世話がない限り、人間社会で生きていくことが難しい生き物である、ということです。

 

ですから、飼い主が体調を崩し、自分の生活すらままならなくなる時点で、犬の世話などできるはずもありません

 

もっと深刻な状態となり、施設入所や入院などになってはじめて保護してほしいと依頼をかけてくる飼い主が多いですが、それでは遅すぎるのです

 

(飼い主が体調を崩し、外で繋がれたまま、フードも袋のまま置きっぱなしで放置したため、体重が14kgだったトイプーのあゆむ。毛むくじゃらでフケだらけ、悪臭がしました)

 


(飼い主が入院し、二週間放置された家に犬猫が複数取り残されていました。毛がのび放題のマルチーズMIXの状態やゴミ屋敷のようになっていることから、普段の生活もままならなかったことがわかります)

 

こういったケースは、かつては保健所や愛護センターが引き取ってくれました。

(2010年代からはその先に保護団体がいる所もあります)

 

しかし今や、「殺処分ゼロ」を目標とするために引き取りを拒否するところも多く、飼い主が飼えなくなっている状態でも、「どこか引き取り先を探して」「センターで引き取ると殺処分するよ」と言われてしまいます

 

かといって、キチンとした世話をしてきていない犬の場合、人に懐かないばかりか、吠えたり咬んだりすることもあるので、引き取り手が中々見つかりません。

 

愛護センターでは「チラシ」や「里親サイト」なども提案してくるようですが、ネットを使える知り合いのいない高齢者もいるし、そもそもシニアドッグの場合、里親サイトだって引き取り手がなかなか見つかりません

 

その結果、高齢者が仕方なく「限界まで一緒に暮らし続ける」という選択をするのです。

 

こういった社会が本当に「動物愛護」と言えるのか? 疑問です。

 

 

飼い主と最期までいられたら幸せ?

 

高齢者と愛犬が最期の時を一緒に過ごす・・・物語としては、美しい話かもしれませんが、現実はそう綺麗なものではありません。

 

この写真の子は、単身の高齢者と暮らしていたパピヨンのリヴですが、高齢者が倒れて救急搬送され、2ヶ月間、誰もいない部屋に取り残されていました。

 

ストレスなのか、お腹が空いたからなのか、この子は、自分の足をかじり続けたのでしょう、足の骨が見える状態になり、残った肉はミイラ化していました。かなりのストレスだったせいか、ほとんど感情表現もできなくなっていました。

 

結局、その時「命だけは」助かったものの、足は切断することになり、治療も続けましたが、最期まで感情をあまり出せないまま、保護して1年も経たずに亡くなりました。

 

同じく高齢者と暮らしていた別の二頭は、高齢者が倒れ、ケージに閉じ込められたまま2ヶ月の間、取り残されました。

 

犬が苦手な親類がエサだけは与えていたので自傷行為はありませんでしたが、狭いケージに2頭です。 汚物の付いた毛が伸び放題でノドにつまり、残念ながらトイプーの幸(こう)は我々が保護してすぐに息を引き取りました。

 

人気テレビ番組『志村どうぶつ園』で嵐の相葉くんにトリミングしてもらった、もう一頭のマルチーズのソルテも持病があり、一年経たずに亡くなりました。


(小さな体で最期まで頑張りました)

 

このように、高齢者と最期まで暮らし続けることで、過酷な環境で暮らさざるを得なかった子たちは、心身に深刻なダメージを残すのです。

 

高齢者と暮らすすべての犬が不幸になるというわけではありませんが、高齢者に万が一のことがあったときに、愛犬を託せる場所がないがゆえに起こる悲劇なのです。

 

こんなこと、飼い主さんもおそらくは望んでないはずです。

 

 

高齢犬も高齢者も幸せにする
「シニアドッグ・サポーター」制度

 

このように、高齢者が限界まで犬を飼い続けることは、犬にとっても人にとっても不幸だということです。

 

むしろ、犬が元気な内に、誰かに引き取ってもらえていたら、リヴや幸、ソルテたちも、今も元気で暮らしていたかもしれません。

 

そこでDOG DUCAでは、2019年10月より、高齢者が飼っていた高齢犬を幸せにする、「シニアドッグ・サポーター」制度という譲渡プログラムを始めました。

 

シニアドッグ・サポーター制度は、高齢の飼い主と別れた犬をDOG DUCAが保護し、里親になりたくてもなれない、高齢の里親さんに譲渡する、これまで譲渡の枠組みから外れた高齢犬と高齢者がお互いに支え合うプログラムです。

 

 

【シニアドッグのメリット】

そもそも、高齢者と暮らしてきたようなシニアドッグは、子犬と違ってトレーニングや激しい運動は必要なく、人馴れしていることが多い反面、飼い主と一緒に食事したり、好きな時に抱っこしてもらったり、一緒に寝たりと、ほとんどの時間を、飼い主と一緒に過ごしてきた犬が多いのです。

 

そのため、そんな子を、働く世代の里親さんに譲渡することはなかなかできません。

 

ですから、シニアドッグは、時間にゆとりがあり、今までと同じような生活リズムで暮らせる、高齢者の方と暮らした方が幸せを感じられることが多いのです。

 

【里親のメリット】

また、高齢の里親さんは、それこそ何十年と犬と生活してきましたので、犬の健康状態の異変に気づきやすく、また看取りも経験されており、シニアドッグのケアもお任せしやすいので、施設に残って暮らすよりも、我々も安心できます。

また、高齢者の方自身も、犬と再び暮らすことで、散歩に出て健康になったり、社会との接点を持つことができるようになります

 


(先住犬を亡くし、悲しくなるので公園の集まりに行けなくなった高齢者の里親さんが、トイプーのミコを迎え入れ、再び公園のコミュニティに戻れました)

 

【DOG DUCAのメリット】

当団体としても、これまで終生飼養するしかなかった保護犬を譲渡することで、施設の負担を減らし、他の保護に力を注げるなど、犬だけでなく、関わる関係者にとってメリットが大きい仕組みです。

 

 

 

万が一のことがあるから高齢者は怖い?

 

もちろん、高齢者は若い方より健康上のリスクがあるのは事実です。

 

ですから、DOG DUCAでは、シニアドッグ・サポーターで譲渡した子でも、飼い主の方に何かあった場合は施設で再び引き取るようにしています

 

ですが、40頭以上譲渡し、実際に引き取ったのはわずかに1頭のみです。

 

そもそも、犬と暮らすことは高齢者を健康にします

 

DOG DUCAは今みたいに保護活動が忙しくなる前は、高齢者施設でアニマルセラピーを行っていましたが、犬とふれ合うことで、みるみる内に元気になっていく高齢者をたくさん見てきました

 

犬と死別した高齢者が保護犬を迎え入れることも出来ず、家の中で悲しみにくれながら暮らすよりは、シニアドッグを受け入れて、毎日散歩に行き、公園で他の人とコミュニケーションをとるようになったりすることで、健康的な生活を送れます。

 

なにより、高齢の里親希望者さんは、「高齢だから子犬を迎え入れるのはあきらめている」という、責任感が強い方が多いのです。

 

面談に同席したボランティアさんが驚かれていたケースでは、里親希望の方が「ちょっと家を留守にすることがあるけど大丈夫か?」と質問されましたが、要件は1~2時間程度の病院での定期診断だったことにビックリしていた、というくらい、高齢者ほど、その子のそばにいてあげたい!という想いの強い方が多いのです

 

(シニアドッグ・サポーターで譲渡したトイプーのくう。里親さんが始めた施設の看板犬として、常にそばにいて、来訪者を癒やしているそうです)

 

そんな方ですから、「この子を看取るまでは、倒れるわけにいかない!」と思い、人一倍健康に気をつかって活動的に生活されるため、「万が一」ということが起きにくいのだと思います。

 

 

保護犬を託すときに大事にしていること

 

DOG DUCAでは、シニアドッグ・サポーター制度を始める前から高齢者かどうか関係なく譲渡してきました。

 

しかし、片手で数えるくらいしか出戻りはありません(むしろ、若い方の病気の方が多い)。

 

高齢者であっても、万が一、自分が面倒見られなくなっても、誰かに託す、ということができる責任強い方にお願いすれば、よほどのことがないかぎり出戻りはないのです。

 

もちろん、すべてを里親さんに委ねて終わり、とはしていません。

 

LINEやメールを使って、譲渡した犬の様子を聞いたり、困った時の相談に乗ったりもしていますので、高齢者の方がムリになる前に早めにケアができますし、トレーニングが必要であれば通ってもらってトレーニングを行います(そのため、譲渡は近隣の方のみとしています)。

 


(コミュニケーションアプリでのやりとり)

 

あわせて、シニアドッグ・サポーターの方には、万が一のとき、救急や警察、病院の方に、犬の存在に気づいてもらえ、連絡してもらえるような緊急連絡先カードを常に携帯してもらうことにしています。

 

 

これは、高齢者は救急隊が運んだが、犬が放置され、誰も犬の存在に気づかない、ということが多かったために生まれたものです。

 

他にも、高齢者の方が手術で入院する、という場合も、動物愛護センターは「殺処分」といって断りますが、DOG DUCAでは飼い主さんが戻ってくるまで施設で預かり暮らします。もともと暮らしていた場所なので、他の子ともうまくやれてストレスがありません。

 

そうして、里親さんに何かあったときのための体制を常に用意しています。

 

これが、我々にとっての生命に対する責任だと思うからです。

 

 

さまざまな譲渡オプション

 

シニアドッグ・サポーター制度は、あくまでも「ドッグ・ファースト」の精神でやっています。

 

ですから、もともと高齢者が飼っていたとしても、元気な子犬を高齢者に、というわけにもいきません。

 

(高齢者と暮らしていたが、飼育困難となり娘がご飯だけあげていたというボーダーコリーのりん8歳。トレーニングした上で、運動量の多い犬の飼育経験豊富な方にお願いしました)

 

また、もともとの飼育環境が悪く、病院にも連れて行かれていないために持病を抱えることになった犬を、誰にでも譲渡する、というわけにもいきません。

 

(皮膚病を放置したことで毛が抜け、肌がボロボロのポメプーのエレナ9歳。継続的な投薬とシャンプーが必要でしたので、継続的なケアができる方にお願いしました)

 

ですから、その犬が抱えている事情をふまえ、その子がここに残るよりも幸せに暮らせるためには何が必要かを考え、譲渡する場合はさまざまな選択肢を用意しています。

 

愛情深く、なおかつ生活にゆとりがある高齢者の方の場合は、そのまま里親譲渡となりますが、持病があって高額な医療費がかかる保護犬の場合、普段の生活は愛情あるサポーターさんの元で暮らし、医療費や食費はDOG DUCAが負担するサポーターさん*との共同親権という選択肢も用意しています。
(*看取りボランティアさんみたいなもの)

 

 

 

ドッグ・ファーストを実現できる「マッチング譲渡」

 

このような仕組みが実現できるのは、DOG DUCAは譲渡会ではなく、「マッチング譲渡」をしてるためです。

 

マッチング譲渡では、ペットショップのように人に選ばせることはせず、経験豊富なプロのドッグトレーナーが、保護犬の性格や事情などを考慮し、その子が一番幸せになれそうな里親さんと出会えた時だけ譲渡しています

 

保護犬それぞれ抱えている「事情」が違うし、ここに来る保護犬の多くは、他の所で断られた子がほとんど

 

だからこそ、ワンちゃんを救う最期の砦として、保護犬たちの幸せを真っ先に考えて、それを実現するためにさまざまな選択肢を用意している、というわけです。

 

そうすることで、出戻りを防ぐとともに、譲渡先で幸せに暮らせるようにしているのです。

 

(広大な平和公園を一日4回も散歩に行ってくれる里親さん)

 

 

(関節炎などがあり医療費を負担してシニアサポーターさんにお願いしたチワワのミミ。治療の甲斐あって、今では薬無しで歩けるように)

 

 

それでも譲渡できない犬もいる

 

さまざまな譲渡オプションを用意しているDOG DUCAですが、それでも譲渡できない保護犬も少なくありません。

 

医者から余命宣告をされている子や、ケアの負担の大きい重度の疾患や障害がある子などもそうですし、体罰などを受けていた関係で、防衛本能で無意識に咬みついてしまう子などもいるためです。

 

(高齢者と暮らしていたペキニーズのこゆき。ヘルニアの予後がおもわしくなく下半身不随で車いすをつけました。頻繁に下の世話があるため譲渡せず。2020年没)

 

(高齢者がネグレクト。口元の悪性黒色腫が放置されていたAコッカーのレーベン。手術して除去しましたが、ガンが体中に転移。2022年没)

 

(高齢者と暮らしていたポメラニアンMIXのヴィータ。体罰のためか手を怖がる上、骨がゆがんでおりすぐ転倒するため、マット敷きの部屋で生活させています)

 


(高齢者がガレージで飼育も、ゴミを出す時に脱走し咬傷事故を起こしたドーベルマンのヒカル。殺処分前に保護したものの、咬むクセが抜けず最期まで施設で生活。2023年没)

 

 

「譲渡」だけが幸せではない

 

DOG DUCAでは、上記のような理由で継続飼養となる子以外でも、よいご縁が来るまではムリに譲渡しません。

 

施設では、どの子も幸せを感じられるように、DOG DUCAと併設しているわんわん保育園の通園の、飼い主に愛されている子たちと一緒に過ごしたり、ボランティアさんにもかわいがってもらえるようにしています

 

(余命半年の宣告を受けたレーベンも、最期までボランティアさんとの散歩を楽しんでおりました)

 

また、高齢者が飼っていた犬は、飼い主にしか懐かない、甘やかしすぎている、体罰をされているなど、さまざまなケースがありますが、譲渡するまで、時には譲渡後もトレーニングをし続けています。

 

(人に甘える喜びを感じて暮らしてほしいので、社会性トレーニングも兼ねて、さまざまな犬や人に馴れてもらいます)

 

施設はヴィータのようにワケあって個室の子もいますが、オープンスペースが基本となっています。

 

なぜなら、本来は群れで生きる犬たちですから、群れでいることに安心して、ストレスなく暮らせるからです。

 

ですから、DOG DUCAの譲渡方針として、ここで暮らすよりも幸せを感じられる環境じゃなければ、譲渡はしないとしています。

 

(施設に残る子は、寄りそい合って生きる家族です)

 

だからこそ、「出戻り」の心配がないのです。  

 

 

この問題は誰かを責めても始まらない

 

ここまで長く書いたのは、動物愛護に興味のある皆さんに、このような現状があることをぜひ知って、考えていただきたかったからです。

 

保護活動の認知の高まりに対して、世界で一番高齢化の進んだ日本なのに、高齢者の飼っていた犬へのケアが不足している状態で、完全に対応が追いついていません

 

かといって、「高齢者は犬を飼うな」と言うだけでは何も解決しません。  

 

たとえ1ヶ月の入院でも動物愛護センターを頼ろうとすれば「殺処分します」と言われ、身寄りもなく経済的にゆとりのない高齢者の場合は老犬ホームを頼ることもできず、犬とともに限界まで一緒に生活し、ボロボロになった犬だけが取り残されます

 

なかには、リヴたちのように数ヶ月放置されることだってあり、それが結果的に重大な健康リスクになったり、生命そのものを奪うことだってあるのです。

 

こういうことが当たり前にある現状を考えると、我々のところに来ていないだけで、高齢者がいなくなり、放置されて亡くなっているワンちゃんもおそらくたくさんいるはずです

 

ただそれが、我々には見えていないだけです。

 

(生活保護を受けていた高齢者と暮らしていたポメラニアンのアニモ推定7歳。汚れた部屋で暮らし、繁殖犬だったためか歯もボロボロでした)

 

(高齢者夫婦と暮らしていたがともに施設入所し、息子夫婦が引き取ったが放置。眼病が進行し、右目の眼球が潰れ、歯とあごが溶けていたトイプードルの空)

 

ひどい状態でここに来る子がほとんどですが、それでも、ここに来られた子は、まだ生きる望みがつながるので、運がよかったと言えます。

 

これが、現在の保護活動の最前線で起こっている現実です

 

 

犬に罪はないからこそ…

 

このような犬を産みだしているのは、我々人間です。

 

だからこそDOG DUCAでは、
どんな保護犬でも、家庭犬と同じ水準の「最大限の医療」を受けさせております

 

資金の関係でそこまでできない団体や愛護センターも多々あり、だからこそ、高齢犬の保護を断る所もあるのですが、我々は、皆さまからの寄付金と、わんわん保育園DUCA、トリミングサロンDUCA、ドッグトレーニングの収益をDOG DUCAに回すことで、医療費のかかる高齢犬の保護および継続飼養を実現させています

 

そこまで最大限の医療にこだわるのは、出会った人間の都合によって不幸になったワンちゃんたちが、「生きててよかった!」「ここに来てよかった!」と思ってもらいたいためです。

 

(保護犬第一号の祭と。仔犬への体罰を止めない飼い主から、飼い主がショップで購入した同額を払って引き取り、ここで18年の天寿をまっとうしました)

 

我々はこれまでも、他が引き取りを拒否したようなワンちゃんたちを保護して来ました。

 

だからこそ、

 

もっと早く、彼らを保護できていたら・・・

 

と思うことが人一倍多いのです。

 

そうすれば、亡くなる子が1頭でも多く減るだろうし、若い子であれば保護してくれる場所は多く、すぐに譲渡先も見つかります。

(DOG DUCAにも「子犬の保護犬はいませんか?」という問合せがよくあります)

 

ですが、身寄りのない高齢者が、愛犬の面倒をみきれなくなるまで飼い続けたシニアドッグたちは、同じようにはいかないのです

 

だからこそ、このような現状があり、人間の都合で不幸になる犬を1頭でも減らすために、シニアドッグ・サポーターの取り組みをしていることを知ってもらい、こういった取り組みがもっと日本中に広がっていってほしいと切に願うのです。

 

 

犬が幸せになる仕組みを支えるために必要なもの

 

このように、人間の都合でツラい想いをしてきた保護犬たちを、「犬を救いたい」という人たちの力を借りながら幸せにしていく取り組みが、シニアドッグ・サポーター制度です。

 

しかし、シニアドッグ・サポーターを始めて以来、継続飼養*の頭数が右肩上がりで増加するだけではなく、医療費は急激に増加しました。
(*年末時点で施設で暮らす頭数)

 

2022年度には、提携する動物病院で3割引してもらっての金額でも、医療費が年間300万円を超えました

 

以前の継続飼養は、トレーニングが必要なため長期間保護していた、という子が多かったのですが、最近はトレーニングよりも医療が必要という子がほとんどで、治療期間も長くなり施設にいる期間も短くなってしまうため、このような状態になっています。
(そのため新規の保護は増えにくくなりました)

 

結果、2012年から比較して、医療費は4.7倍、継続飼養頭数が4.2倍と、すぐに譲渡が出来ないシニアドッグや、持病のある保護犬の継続飼養頭数が増えることと医療費が上がることの因果関係がハッキリと表れています。

 

 

 

皆さまへのお願い

 

そのため、皆さまにお願いしたいのは、この、シニアドッグ・サポーターの取り組みを支える、応援サポーターになっていただきたい、ということです。

 

人間社会が生み出した不幸なシニアドッグを1頭でも多く減らし、1頭でも多くのシニアドッグに、幸せを感じながら余生を送ってもらえるようにしたいのです。

 

いただいた寄付金は、DOG DUCAで保護した保護犬の医療費および療養食として使われます

 

(サポーターへの医療費は手渡しではなく、DOG DUCAが連携病院に連れて行く、もしくは連携病院に通院していただくという形で負担しています)

 

こうやって、保護したシニアドッグたちの未来を、さまざまな形で応援する取り組みが、シニアドッグ・サポーターです。

 

この取り組みは、NHKのテレビ番組『家族になろうよ』などでも紹介され、番組内でコピーライターの糸井重里さんもおっしゃられていましたが、支える方がいてこそ続けていける取り組みです。

 

ですからどうか、保護活動の枠組みから外れたシニアドッグを、1頭でも多く救うため、この取り組みを継続するためにも、「シニアドッグ・サポーター」となっていただける皆さんのご協力が必要なのです

 

 

寄付が難しい場合は、本プロジェクトのことを他の方にお知らせいただくだけでも構いません。

 

1人でも多くの人にこの取り組みを知ってもらい、1人でも多くの人に応援していただき、1頭でも多くの保護犬を救い、幸せにしていきたい

 

どうかご支援・ご協力を、よろしくお願いいたします。

 

特定非営利活動法人 DOG DUCA代表 髙橋忍

 

 


<留意事項>
・ご支援にあたり、利用可能な決済手段はこちらをご覧ください。(リンク
・本プロジェクトでは、お1人様1コースへの支援となります。複数コースへのご支援は出来兼ねますのでご了承ください。
・本プロジェクトでは、毎月の継続的なご支援を募集しています。初回ご支援時に1回目の決済が行われ、翌月以降は毎月10日に決済が行われます。ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。(リンク
・ご支援確定後の返金は、ご対応致しかねますので何卒ご了承ください。翌月以降のキャンセル(解約)については、こちらをご覧ください。(リンク
・コースを途中で変更することはできません。お手数をおかけしますが、一度支援を解約していただき、ご希望のコースに改めてご支援ください。支援の解約方法は、こちらをご覧ください。(リンク
・ ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

 

 

寄付金が充てられる事業活動の責任者:
髙橋忍@NPO法人 DOG DUCA
団体の活動開始年月日:
2001年3月31日
団体の法人設立年月日:
2010年12月24日
団体の役職員数:
10〜29人

活動実績の概要

【活動実績】2001年より犬の保護活動を始め、のべ1000頭以上の犬を保護・譲渡・飼養。 プロのドッグトレーナーが、保護犬のトレーニングをしたり、併設するわんわん保育園で社会性トレーニングを実施。 譲渡会は行わず、トレーナーが保護犬の性格や特性、保護した環境などをふまえて、保護犬とマッチする里親希望者が現れた時だけ譲渡する、マッチング譲渡を実施。 啓発活動として、学校や動物病院などで正しい犬との接し方や保護活動の現状を伝えています。 2019年からは、高齢者が飼っていた保護犬を高齢者に譲渡する「シニアドッグ・サポーター」制度を開始。どこにも行き場がない犬の、最後の砦として保護活動の最前線を走る。 【その他実績】 ・名古屋市動物愛護推進委員、名古屋市譲渡ボランティア。 ・公益財団法人アニマルドネーション認定団体。 ・アニコム運営の保護施設「aniTERRACE(アニテラス)」アドバイザー。 【メディア】 ・NHK家族になろうよ・日テレ志村どうぶつ園・アメリカCBSなど出演多数。

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プロフィール

元は料理人。プロ野球選手も通う人気飲食店を経営していたが、集団詐欺に遭い、すべてをなくす。 多額の借金を返す孤独な生活の中、さみしさを埋めてくれた愛犬デュッカとの出逢いから、犬の仕事の世界に入り、ドッグトレーナー・トリマーの資格をとって2001年に「DOG DUCA」をオープン。駆け出しのトレーナーの時に飼い主から「お金を払って」保護したダックスとの出逢いが保護活動の始まり。 「殺処分ゼロ」のためには、犬が社会性を身につけられる場所が必要と、2006年に「わんわん保育園DUCA」をオープン。 「人と犬のより良い共存」を掲げ、ドッグトレーニングだけでなく、「飼い主教育」にも力を注ぐ。 NPO法人 DOG DUCA代表/(株)わんわん保育園 DUCA 代表/名古屋市動物愛護推進委員/名古屋市譲渡ボランティア

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