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【親心。】
子供のいない私が親心を語るなどおこがましいかもしれないが、今なら多少わかることもある。
今から25年ほど前はインターネットなんていうものもなく、それ故日本とルワンダは遠かった。日本にいる人と電話で会話するなんて、余程のことがない限りできなかった。
でも世は進化する。
親父はきっと遠くにいる娘のことをたくさん心配したのだろう。しかし心配したところで、娘からはろくな連絡もないし、かといって自ら国際電話をかけるなんて難しそうなこともできないから、毎日ひたすら郵便受けを覗き、娘からの手紙が来ていないか待っていたに違いない。
手紙を見つけると、親父は早速自分もペンを取り、昔ながらの言葉遣いや読めないような漢字を使って返事を送った。
いつの頃からか、メールという手段が使われ始め、親父はせっせとそれを勉強し、娘にこれまた昔の言葉遣いでメールを送ってきた。但し「。」や「、」をうまく打てなくて、ひたすら一つの長い文章だったので、やたら読みづらく、それを受け取って、これまた文句を言う娘。
更に時代は進化して、顔を見て話ができるようになった。
…という写真です。
きっと夏の暑い時期だったのだろう。ペラペラのメリヤスの肌着のままで画面の向こうの娘に話しかける親父。私もこんなふうに親父と話したことがないので、視線を合わせられず、相変わらずぶっきらぼうに対応する。やはり親不孝だ。
この時親父は何を思ったのだろう。話ができて嬉しい、顔が見れて嬉しいと思ってくれただろうか。
たまに、ほんのたまーに思うことがある。あのままルワンダに行かず、日本にいたら、親父と私の関係はどうなっていたのだろう。私が大人になって年齢を重ねて行けば、もう少し素直に親父と会話をしていたのだろうか。誕生日になれば一緒にお祝いをしようとか思っていたのだろうか。
そういうことを考えるということは、つまりやらなかったことを後悔しているということで、あれもやればよかった、これもやればよかったということを今も思い続けながら親父を思う。
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