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明日を担う伝承者の養成を共に支える│国立劇場養成所サポーター募集
マンスリーサポーター総計
【活動のご報告】~歌舞伎音楽(竹本)研修~
日ごろより国立劇場養成所をご支援くださり、誠にありがとうございます。
国立劇場各館で行われている伝承者養成事業について、皆様にもっと知っていただけますよう、日々の研修の様子などをご紹介してまいります。
今回は、「歌舞伎音楽(竹本)研修」のご報告です。
~歌舞伎音楽(竹本)研修~
国立劇場養成所に通う3名の竹本研修生たち。4月から現在に至るまでの彼らの活動の様子をご覧ください。
・春、2年目のスタート!
昨年4月、研修2年目を迎えた第25期竹本研修生。
太夫専攻1名と三味線専攻2名に分かれ、研修生活を送っています。
・太夫専攻の「狂言」研修
太夫専攻生は、「狂言」についても学びます。
講師は、茂山茂(しげやま しげる)先生です。
撮影日に教わっていたのは、「宗論(しゅうろん)」。
「宗論」といえば、歌舞伎舞踊「連獅子」の間狂言(あいきょうげん)の元にもなっている作品です。
日々の研修からも、伝統芸能の深い結びつきを感じられます。
・初代国立劇場での研修
初代国立劇場では最後となる竹本葵太夫(たけもと あおいだゆう)先生の研修。
第3期竹本研修修了者でもある葵太夫先生。
ご自身の研修生時代の話をお聞かせいただき、研修生は歴史ある竹本研修の一員としての自覚を新たにしていました。
助手の鶴澤薫(つるさわ かおる)さんも養成所出身です。
・歌舞伎研修生が一堂に会し...
歌舞伎音楽研修には、竹本の他にも鳴物、長唄の研修生がいます。
彼らが一堂に会し行われたのは...習字の研修!
研修の日々はあっという間なもの。
年の瀬に行われたこの日の課題は年賀状でした。
橘右橘(たちばな うきつ)先生のお手本を見ながら、慎重に筆を動かします。
また、ある日は歌舞伎俳優研修、歌舞伎音楽研修合同の講義。
講師は、児玉竜一(こだま りゅういち)先生です。
コースは違えど、同じ「歌舞伎」の舞台を志す研修生たち。
この日は一緒に歌舞伎についての理解を深めました。
年明けには、歌舞伎俳優研修・歌舞伎音楽研修合同で、国立劇場主催・初春歌舞伎公演の舞台稽古を見学させていただきました。
1月の会場は、初台・新国立劇場中劇場。
研修として伺うのは初めての研修生たち。新しい経験とともに、本年の研修がはじまりました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
今後とも、国立劇場養成所にご支援・ご声援をよろしくお願い申し上げます。
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