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明日を担う伝承者の養成を共に支える│国立劇場養成所サポーター募集
マンスリーサポーター総計
【活動のご報告】研修生、修了者奮闘の勉強会!
毎年8月には歌舞伎音楽、歌舞伎俳優研修の修了者を中心とした既成者研修発表会が行われます。
日頃の修練の成果を発揮するため、出演者一同、7月から舞台の合間を縫って稽古に励んできました。
8月5日(土)・6日(日)の2日間、国立劇場小劇場で歌舞伎音楽既成者研修発表会「音の会」が開催されました。
国立劇場養成所の研修修了者をはじめとする若手演奏家たちは、先輩方の支えを受けながら精一杯に舞台を勤めました。
8月11日(金)から15日(火)まで、歌舞伎俳優研修修了者による「稚魚の会」、幹部俳優に直接入門した名題・名題下俳優を中心とする「歌舞伎会」の両会の「合同公演」を開催中です。
「合同公演」には、今年歌舞伎俳優研修の2年目となる第27期の研修生が「車引」に出演しています。今年4月に養成所に入所した第28期の研修生も「車引」や「佐太村」の舞台で黒衣として舞台経験を積んでいます。研修生は稽古中から緊張の日々が続きますが、毎日精いっぱい勤めています。
〈公演情報はこちら〉https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2023/2910.html?lan=j
また、大阪の文楽劇場では、8月25日(金)・26日(土)の両日、上方歌舞伎の継承を志す若い俳優らによる上方歌舞伎会が行われます。本年は義太夫狂言の傑作「仮名手本忠臣蔵」より五段目・六段目と、常磐津舞踊「釣女」に取り組みます。
関西ならではの言葉、独特の台詞回しなど「上方らしさ」に懸命に取り組む彼らに、ご声援をお願いします。
〈公演情報はこちら〉https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku/2023/529.html?lan=j
これらの発表会が開催できますのも、ご来場くださるお客様をはじめ日頃から温かく応援してくださる皆様のお陰と、心より御礼申し上げます。
研修を修了してプロへの道に進んでも、長い修業の道程は続きます。
どうぞ今後ともご支援・ご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。