世界遺産の建築家ル・コルビュジエ設計の難民船を文化施設へ再生

世界遺産の建築家ル・コルビュジエ設計の難民船を文化施設へ再生

支援総額

6,200,000

目標金額 5,000,000円

支援者
116人
募集終了日
2017年11月17日

    https://readyfor.jp/projects/asileflottant?sns_share_token=
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2017年11月07日 18:45

【掲載終了まであと10日】コルビュジエ氏の色使いと船

こんばんは。
ル・コルビュジエの船再生委員会事務局です。

 

昨日の新着情報の更新時より、310,000円のご支援を追加でお寄せいただきまして総額3,230,000円のご支援をいただきました。目標金額の達成まで、あと1,770,000円です。本プロジェクトへご支援をいただいた皆様、支援以外にシェアでの応援をして頂ける皆さま、SNSなどでこのプロジェクトを盛り上げていただけますと幸いでございます。

 

本日は、今回のアジール・フロッタン号の船体を設計した、ル・コルビュジエ氏についてご紹介いたします。

 

参考:Twitter @asileflottantJP

 

[近代の原型]
1914年、ル・コルビュジエはドミノシステムという近代建築のモデルを提唱しました。スラブ(床・天井)と柱と階段で構成された、低廉・迅速・拡張可能な、いわば建築の工業化を標榜したシステムです。石積みの壁構造が主流の西洋では画期的で、以降の彼の理論や作品の基礎を成しています。

https://twitter.com/asileflottantJP/status/890432610022719488 より

 

 

また、彼は建築界に数々の功績を残すと同時に、ル・コルビュジエは優れた思想家、文筆家でもありました。ル・コルビュジエの名著『建築を目指して』(1923)に登場する「住宅は住むための機械である」というフレーズは有名ですが、じつはこの初版本の表紙は船の甲板写真でした。本文でも触れていますが、建築の目指す先に船があったのだと推察されます。

https://twitter.com/asileflottantJP/status/895476441470586880 より

 

 

ル・コルビュジエは建築に自分の名前を残すことはしませんでしたが、アジール・フロッタン号については従兄弟のピエール・ジャンヌレとともに、おなじみのステンシルで名前を入れています。このプロジェクトの特異さを表す一つだったのですが、経年変化で今はもう見ることはできません。

 

https://twitter.com/asileflottantJP/status/898015892180684800 より

 

 

ル・コルビュジエと言えば白い建築が印象的ですが、ポイントにとても鮮やかな色をよく使う。浮かぶ避難所でも鮮やかなブルーを円柱に塗装していた。絵画から影響されたと思われる色使いです。

 

https://twitter.com/asileflottantJP/status/897651775762812929 より

 


そして、ご存知の方も多いかもしれませんが、「ル・コルビュジエ」は実はペンネームです。由来は諸説あるのですが、祖母のファミリーネーム「ルコルベジェ(Lecorbésier)」と、フランス語でカラスを意味する「コルボー(corbeau)」を掛けたと言われています。白い建築をつくる彼が、なぜ黒いカラスを名乗ったのか?というのは疑問です。

https://twitter.com/asileflottantJP/status/895112236292653056 より

 


ル・コルビュジエの作風は白からグレーに、さらに後期には表現主義的なものに変わってゆきます。その時代の代表作がロンシャンの礼拝堂です。シェル構造でできた屋根はまるで空に浮いた船のようで、今までにない象徴性を生んでいます。作風は変わっても、船への憧憬は変わらなかったようです。

https://twitter.com/asileflottantJP/status/889666328444846081 より

 

 

▼プロジェクト本文はコチラ

 

リターン

10,000


船内の名盤に支援者全員のお名前を掲載

船内の名盤に支援者全員のお名前を掲載

■ アジール・フロッタン船内に設置される名盤にお名前を掲載(希望者のみ・設置は2018年内を予定)
■ お礼のメールと最新写真データ

支援者
60人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年1月

20,000


アジール・フロッタンの歴史をまとめた書籍をお届け

アジール・フロッタンの歴史をまとめた書籍をお届け

10,000円コースに加え、

■ 記念切手(日本郵政発行・コルビュジエの肖像写真入り)1枚
■ 書籍『ル・コルビュジエとともに「ルイーズ・カトリーヌ号」の冒険(仮)』(鹿島出版会より2017年発行予定・著者サイン入り)

※アジール・フロッタンのオーナーの一人であり、建築家のミシェル・カンタル=デユパールさんが、綿密なリサーチをもとに船がつくられた経緯について執筆した書籍『ル・コルビュジエとともに「ルイーズ・カトリーヌ号」の冒険』(日本語版・2018年出版予定)に著者サインを添えてお送りします。

支援者
45人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年1月

50,000


記念切手(日本郵政発行・コルビュジエの肖像写真入り)10枚をお届け

記念切手(日本郵政発行・コルビュジエの肖像写真入り)10枚をお届け

20,000円コースに加え、

■ 記念切手(日本郵政発行82円切手・コルビュジエの肖像写真入り)10枚

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年1月

100,000


記念切手(日本郵政発行・コルビュジエの肖像写真入り)1シートをお届け

記念切手(日本郵政発行・コルビュジエの肖像写真入り)1シートをお届け

20,000円コースに加え、

■ 記念切手(日本郵政発行82円切手・コルビュジエの肖像写真入り)1シート(20枚)

支援者
17人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年1月

300,000


【30万円コース】ホンマタカシ氏の作品のカットプリント

【30万円コース】ホンマタカシ氏の作品のカットプリント

100,000円コースに加え、

■ 「アジール・フロッタン再生展」に展示された写真家ホンマタカシ氏の作品のカットプリント

※数多くのル・コルビュジエ建築を撮影してきた写真家ホンマタカシ氏が2016年11月に撮影した「アジール・フロッタン」の写真プリント(「アジール・フロッタン再生展」の展示品)を、写真家本人によりカット(リコンストラクション)されたものをお届けします。
※作品の内容についてはお任せいただくこととします。

支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年1月

500,000


【50万円コース】ホンマタカシ氏の作品のカットプリント

【50万円コース】ホンマタカシ氏の作品のカットプリント

100,000円コースに加え、

■ 「アジール・フロッタン再生展」に展示された写真家ホンマタカシ氏の作品のカットプリント

※数多くのル・コルビュジエ建築を撮影してきた写真家ホンマタカシ氏が2016年11月に撮影した「アジール・フロッタン」の写真プリント(「アジール・フロッタン再生展」の展示品)を、写真家本人によりカット(リコンストラクション)されたものをお届けします。
※作品の内容についてはお任せいただくこととします。
※300,000円のリターン「【30万円コース】ホンマタカシ氏の作品のカットプリント」と内容は同様となります。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年1月

1,000,000


【100万円コース】ホンマタカシ氏の作品のカットプリント

【100万円コース】ホンマタカシ氏の作品のカットプリント

100,000円コースに加え、

■ 「アジール・フロッタン再生展」に展示された写真家ホンマタカシ氏の作品のカットプリント

※数多くのル・コルビュジエ建築を撮影してきた写真家ホンマタカシ氏が2016年11月に撮影した「アジール・フロッタン」の写真プリント(「アジール・フロッタン再生展」の展示品)を、写真家本人によりカット(リコンストラクション)されたものをお届けします。
※作品の内容についてはお任せいただくこととします。
※300,000円のリターン「【30万円コース】ホンマタカシ氏の作品のカットプリント」、500,000円のリターン「【50万円コース】ホンマタカシ氏の作品のカットプリント」と内容は同様となります。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年1月

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